葬ろう部

いろんなことを書き記し葬っていくブログ

卒るということは

昨日は娘の卒業式でした。

ついこの前産まれたばかりのようなのに

あっという間に小学校卒業とか。早いわー。

本当に。しみじみ…

 

子供が生まれた時の思いを書いた記事。

煌めく命 - 葬ろう部

私も母になって12年…もうすぐ誕生日だから約13年か。

何をしてきたかよくわからないままに子供は育つ。

 

卒業式は元夫も来た。先に行き荷物で取っておいた席に無言で座った。

久しぶりに会うと変な感じだ。

 

卒業式後、校門のところで写真を撮る時に、まずはパパと子供。私と子供と撮った。

その時思いがけす元夫が後ろ並んだ人に声をかけ

親子3人で撮ってもらうこととなった。

 

そういえば昔に離婚の話が出た時にも最後と思われる旅行で偽りの仲良し親子のスリーショットを撮り複雑な気持ちになったことを思い出したw

 

その後でお昼を食べに行こう。と元夫が言い出し

私は「職場に顔出すから2人で行ったら?」と言ったけど

子供の希望もあり3人でご飯を食べに行くことに。

待ち合わせて別々の車で行った。

 

離婚したからといって険悪な訳では無い。

普通に前とさほど変わらず接したし、近況報告的なことも聞いた。

関西に住んでいるから遊びにおいでよ。みたいなことも言われた。

それは娘に言っているのか私と娘に言っているのかよくわからなかったけど、

深くは突っ込まず低めのトーンで「そうだね。」と返すに留まった。

 

元夫が憎いとか顔も見たくないとか言うほどに嫌いではない。

不器用でいい加減なところに振り回され疲れたけれど、それも当時はやれやれ仕方がない。私がいないとダメなのか。と変な自惚れもあり文句を言いながらも動き保っていた。

 

けれど離婚に向けて動くことに苦悩もありながら、情を振り切ってしたということは、心はもうとっくに卒ってしまったんだ。

だから優しくされてもまた戻りたいとか離婚は間違いだったと後悔することもない。

 

波乱万丈。紆余曲折。

いろいろありながらも頑張って紡いできた夫婦関係は昨年終わったのだ。

卒業ならぬ卒婚だ。

業から逃れたという意味では卒業でも間違いはないけども。

 

男性の方が別れても元カノに連絡とる人が多いと聞く。

女は別れた時点で気持ちが終わってしまっているというのに。

それに似たものを元夫に感じてしまった。

 

笑顔で「ご馳走様」と言って別れたけれど、

これでもう会うことは多分ないな。という思いだった。

 

最初の夫に対しての気持ちと同じように人として普通に接しられるけども心が動かないってやつかな。

元夫からLINEが来た話 - 葬ろう部

 

私は人を見切るまでには気も長いし時間もかかるけど、振り切ったらストーンと情が途切れる的なね。

 

中学の入学式は来ないと言っていたし、

子供の卒業式が最後の「複雑な夫婦」としての行事だった。周りのママにも言ってないしね。

 

ただ子供の父親であり、子供の母親であることは変わりはないけれど。

 

区切りがついた。そんな気がした。

 

複雑な夫婦の形はここに葬ります。