居酒屋ラプソディ
家から徒歩2分にある居酒屋。ここでも何度か話に書いているけど
週に1回くらいはそこに顔を出す。お酒は強くないのでだいたい滞在1時間。
最近はウイスキーボトルを入れているので、それをソーダで割って飲む。
何も頼まなければ1000円以下というリーズナブルさだ。
それではお店に申し訳ないので大概は一品頼んだりもするけど、
ここの店、お客さんがいろいろ持ってきてそれをママが無料で振舞うから
お腹いっぱいで何も頼めない時もある。そんな素敵な店。
今の土地に来てから2年ほど。そこからふらっと顔を出しているので
店の常連さんはみんな知っている。ほとんどおじいちゃんだけどｗ
私は自分のペースで飲むのが好きだし、飲んだらさっさと帰るけれど
おじいちゃん達と話したりもする。だいたいはからかわれている。
ただたまに一人でくるおじいちゃんの話し相手としてママから電話があって
少しだけ顔を出すこともある。その時はそのおじいちゃん、もしくはお店の奢りだ。
別にタダ酒飲めるからラッキーとは思わない。自分の金で飲むのが好きだし。
それでも時間があれば顔を出す。ただしお金で雇われているホステスではないので
ずっと相手にするわけではなく、これまた自分のペースで帰る。
そんな感じの気楽な飲み方だ。
そんな常連の一人、Mさん80代は私のことが大好きらしく、
時々ボトルを入れてくれたり食事に誘ってはくれるけれど（断った）
Mさんの奥さんとも親しいし、いつも可愛がってくださるので
最近Mさんの口説きにちょっと困っている。
たまに一人で来るMさん。病気をされたこともあり大好きな日本酒は2杯まで。
と、店のママも奥さんから言われているし、飲みすぎてふらふらになることもあるので
その辺りは周りのみんなで「水割りにしよう」と窘めたりはするけれど、
先日はママに「もう一杯くれ！大丈夫だ！出さないならもう来ない！」と怒り出す始末。
なのでちょっと離れた席にいた私が側について窘めることになり、それでなんとか機嫌は直ったけれど今度は
僕はあなたのことを毎晩夢に見るほど大好きなんです。
初めて会った時から心奪われました。
妻が死んだら一緒になって欲しい。断られたらクビくくって死にます。
とか言ってくる。うーーーーーーーん！重い！！！ｗ
おじいちゃんの戯言として聞き流すようにしてはいるものの
奥さんがいないとこんな感じでとにかくべた褒めしてくる。
奥さんはとても面倒見のいい方でいつもMさんのお世話をかいがいしくしている。
そんな姿を見ているし、私は全然そんな気はない！！！
それに奥さんよりMさんの方が先に逝くんじゃないの？とも思う。
そうしてまた男ってあんな世話してくれる奥さんいても隙あらば他の女口説くのね。
と、複雑な気持ちになるのだ。
正直飲む時はあまり性別を意識せずに人間VS人間で飲むのが好きだ。
今のお店はママも私の性格がわかっているし年齢層高いから浮ついた人もいないのが居心地がいい。
あまり知らない店だと一人で飲む女＝寂しい。男探している。
そんな風に見られることもあるからね。
もう少ししたら引っ越しするし（近距離だけど）行く機会も今よりは減るだろう。
Mさんがこれ以上暴走しないように周りにもセーブしてもらいつつたまには行くかな。
飲みすぎた分のお酒はここに葬ります。
