葬ろう部

いろんなことを書き記し葬っていくブログ

鬼滅の刃に思う。誰も見捨てたくはない。

今話題の漫画「鬼滅の刃

子供がアニメではまり、この度、クリスマスプレゼントに全巻漫画も購入し、

ようやく私も読み18巻まで読破しました。

アニメはようやく14話まで見たところです。

 

私は漫画やアニメより先にLiSAが歌う「紅蓮華」にはまり

音楽アプリのnanaでやたらこの歌ばかりを歌い録音するという

おかしな順序から入った訳だけど、この曲の歌詞、

漫画読んでからだとまた思いが違うし刺さるのよね。

 

脳みそが老化してきて登場人物増えると混乱してしまい

柱が出てきたあたりからなかなかサクサクとは進まなかったけど

ギャグ要素も強いので基本はゲラゲラ笑いながら読んでいました。

戦いのシーンには思うこともいろいろあり・・・

今の時点で感じたことを書こうと思います。

 

ネタばれになるようなことではなく、

自分の人生と照らし合わせて。って感じで。

 

鬼になる道を選びそうになったこと

鬼滅の刃」というタイトルのようにこの漫画は簡単に言えば

鬼と人間との闘いの話で、鬼の血により人が鬼になる。

 

鬼になることを自ら選ぶものもいる。

「人間は弱い。お前を鬼になれば力を手に出来る」と

鬼になることを誘う鬼もいる。

 

このやり取りで思い出す。

今まで生きてきた中で理不尽なこともたくさんあって

「鬼になること」を選びそうになったことがあったなと。

 

何度かそんな思いはあったが、一番印象に残っているのは

最初の離婚の時のことだ。

 

houmuroubu.hatenablog.com

 

ここにも少し書いているし、他の記事でもちょこちょこ触れているが、

この時、悲しさ苦しさ悔しさ寂しさ。いろんな負の感情が渦巻き

周りにも「とことんやらないと相手は間違いに気付かない」と言われ

私は鬼になる道を選びそうになっていた。

鬼になれば慰謝料なりお金も手に出来たし、相手に制裁は出来ただろう。

 

でも結局鬼にはなれず人間であることを選んだのは

心が焼けつくような恨みつらみの感情を持つことが辛かったからだ。

相手への情けもあるが、「それをしたところで報われる?」と

自問自答した結果、はたからみたら泣き寝入りの道を選んだ。

 

でも私は結果それでよかったと思う。

その選択がなければ再婚もなく、子供を得ることもなかったのではないかと思うから。

 

見切りの悪さは情けの深さか甘さなのか

このブログは無計画に思い付きではじめたんだけれど

その2記事目の投稿がこれだった。

 

houmuroubu.hatenablog.com

 

これは3000文字チャレンジ「雑草」というテーマで書いたものだけど、

今でも読み返して笑ってしまうくらい私の甘さが表れていて

この記事をきっかけにさらけだしていくこと。自分を省みることとなった。

そんな予定ではなかったのに面白いもので。

 

先日ようやく離婚したけれど、その間に何度も見切るべき時はあった。

愛情はなくとも情けはなかなか断ち切れず、周りのことも考えて

ぐだぐだと13年来てしまった訳だ。我ながら甘い。

 

私が鬼滅隊にいたら結局何の役にも立たずに人の足を引っ張ってしまいそうだ。

「優しい」とは言われるけれど、何かを守るためには優しさだけではダメだ。

刀を振り下ろすべきタイミングを間違えれば自分も守りたいものすらも失う。

そうして長年かかったけれど自分なりに切ることが出来たのだ。

自分の中の鬼を。邪を。子供を守るために。

 

炭治郎に思うこと

 よく娘が炭治郎のことを「圧倒的長男力!」と言っているが

私は次女真ん中っこのひねくれものなので長男(女)力はない。

年子の姉は弟や家族の面倒見がよくて関心するものの私はドライだ。

 

炭治郎のように鍛錬もしてないし、強さはないけれど

なんとなく自分に重なるところは情けをかけるところだろうか。

 

どんな人(鬼)にも事情がある。けれどしたことは許されないこと。

それでも今生なり来世なり幸せであってほしいと思う。

 

「誰も見捨てたくはない」

 

綺麗ごとだとは思うし、別に自分を「いい人」だというつもりもないけど

その気持ちだけはずっとある。

 

見捨てる見捨てられる以前に自分がもっともっと強くなり

大事なもの(子供)を守っていかなければいけないんだよね。

力がなければ多くのものは守れない。

 

アニメのキャラクターに惹かれる時って

しばらく漫画やアニメは見ていなくてワンピースも全然ついていけなかったし

家にあったけど少し読んであまり興味を持たずやめてしまった。

うちの娘はやたらジョジョすすめてくるけどw

(いずれ読みたいとは思うがかなり時間かかりそうで躊躇)

 

久しぶりに鬼滅の刃を見て、ヱヴァンゲリヲンを見た時のような気持になった。

エヴァもシンジなり綾波なりアスカなりの感情が自分が感じてきたものと

同じような場面もあって、そこに惹かれてハマった。

 

アスカが使途に侵食されるところや、登場人物と家族の微妙な関係など

「わかる」と感情移入するところが多かった。

一歩間違えば廃人に、無感情に、鬼になる可能性は誰しもが持っているから。

 

まとめ

鬼滅の刃の今後の展開を楽しみにしながら、親子で語り合いたいし

私も打ちのめされても負けない心を持ち続けていきたいなぁ。

 

クリスマスイブに何やってんねん!

サンタクロース来てくれるかな?w

 

夜中のつぶやきここに葬ります。