葬ろう部

いろんなことを書き記し葬っていくブログ

人は見た目が100%?

人は見た目が100%

そんなドラマを昔に見た気がする。

100%とまでは思わないけれども、

第一印象は見た目なのだからパーセンテージは高い方が良いだろう。

 

昨日、誰かのTwitterの投稿を見て、

そういえば見た目で扱いが変わった経験あったな?と思い出したので書いてみることにした。

 

昔に働いていた職場で私は総合的な事務をしていた(いわゆるなんでも屋)

その仕事は医療系の先生方の副業的なものも含まれるため、

そういった先生方の出入りが多く、まあ割とみんな優しいのだけど

「これで書類作っておいて」

と、無茶ぶり、丸投げはよくあり、はいはいわかりましたよ。と淡々と仕事をこなしていた。

私はただの事務員ですから。仕事ですから。

 

そんな中、最初の離婚騒動が起こり、心身共にボロボロになり、

仕事中もこの先の事を考えると不安になって泣いてしまったり

仕事に対する気力もなくなり、心療内科で鬱の診断書をもらい会社に提出。

仕事をやめるつもりだったのだけど、上司も医療系の人が多くホスピタリティを求められる仕事でもあったがゆえにか、

自分の娘くらいの年齢の私をほっておけないと思ったのか、みんなが助けてくれて

仕事中に新しい住まいを探しに行ったり、上司が知り合いに掛け合ってくれたりで

住居も決まり引越しをして離婚して、会社にも留まることが出来た。

これが10月だったと思う。

 

一時期は鬱状態だった私も、離婚したら憑き物が落ちたかのように心晴れ晴れとして

いつのまにか鬱はなくなったし、離婚ダイエットで9kg痩せ、周りからも綺麗になったと褒められることが多くなった時期でもあった。

 

その年の先生方の忘年会は、何やら会員権を持つ先生のつてで、ちょっと豪華な会員制のフレンチの予約がとれたとのこと。

ドレスコードという程ではないにしろ、きちんとした格好で行かなければ行けない。

 

仕事は私服だったけど、割と肉体労働もあるので普段はそんなお洒落していない私も

ちょっと気合いを入れて髪の毛を巻いて、優雅なレディに(自分比)変身し忘年会会場である店に向かった。

 

まずは会場入口で会った先生に「えっ?誰?」と驚かれた。

その後、会場に入ってからもみんながなんかザワザワしていた。

「職場とあまりに違いすぎて、ビックリするんだけど」

的なことを何人かから言われ、帰る時もエスコートされたりお姫様待遇であった。

 

結婚していた頃は、あえて外で輝く必要もなかったし、そんなことしたら嫉妬深い夫に怒られる。

それにいろんなことで疲弊していたから疲れきった顔をしていたのだろうと思う。

結婚していたというのもあるかもしれないけど、色気のあるお誘いなんて全くなく期待もしたことがなかった。

 

ところが痩せて、独身になってイキイキとして

ちょっとお洒落をしただけで

こっちが面食らうほどにみんながチヤホヤしてくる。

 

そしてその後、見る目が変わったらしい1人の先生からお誘いを受け、鰻を奢ってもらいましたw

この人はなかなか素敵な人で優しくて、他のスタッフからの人気も高く、私も割と好きだったけど、既婚者だったので食事以上の発展はなかったです。

 

もう1人、一緒に飲みに行った先生は、先程の先生とは正反対なガハハ系のおもしろいおじさんで、この人ともほんと一緒に飲んだだけで何も無く…

ただ、他の先生が「あの奢らないケチで有名なあの人が奢るなんて珍しい」ことだったらしいですw

 

見た目が変わるだけでこんなにも扱いが変わるって…男は単純ですかw

 

2回目の離婚は私も精神的に強くなっていてダイエットにならなかったし、

結婚生活でくたびれたおばちゃんになっていたので、今ちょうど女磨きを頑張っている。

人は見た目だけではないけど、この話を思い出したので、気合いもさらに入った。

 

今年に入っておかしなくらいに周りから褒められることも多くなったので、

この波に乗って、キラキラとした輝きをこの歳ながらに取り戻そう。

そんな風に思ったのでした。

 

くたびれた女はここに葬ります。