浅き短し夢と知りつつ
- 色は匂へど 散りぬるを
- 我が世誰ぞ 常ならむ
- 有為の奥山 今日越えて
- 浅き夢見じ 酔ひもせず
昨夜の夢に出てきて思い出した「いろは歌」
今の私の心境を現しているようで夢って面白いなって思った。
今、桜の花がほぼ満開に咲いているけど、少し経てば散ってしまう。
これも今の私の心情とリンクしている。
季節は移ろうし人の心は変わるし、不変なものなどないんだよね。
それが解っているからこそ、今を。花を。楽しむんだ。
「男なんて」とあまり主語の大きいことは言いたくないし一括りではないけど
私の中ではずっといろんなしこりがあって心の底から男性を信じていないかも。
やっぱりな。男ってそんなもんだよね。そう思うことがここ最近もあって
(彼のことだけじゃなく)
ちょっといろいろ冷めてみている自分に気付いてはいるんだけど
浅き夢だと知りながら、気付いてないふりして、まだ夢からは覚めたくないと
束の間の微睡みを楽しもうとしている自分もいる。
先日の体調の変化も、今日のいろは歌も「そろそろ目覚めなさい」って暗示かもね。
だから今の恋はそんなに長くはないって思う。
気温の変化で花が咲いたり散るように、心の温度で変わってくるもの。
そして環境の変化も影響される。
この年齢なりの体調変化によって「女の体」と「女の性」と向き合う時期でもある。
そこからまた違った形の自分として新しい夢を見るつもり。
今はまだ覚めそうな夢の中。あと少しだけ!と夢の続きを見ようとしている。
近いうちに起き上がって現実をみなければいけないことを知りながら。
今までに見たことないとてもいい夢だから。
ネガティブに考えてる訳ではなく、いい夢見たことを良き思い出に。
私は前に向かって進んでいくんだよ。覚悟は出来ている。
覚悟って「覚めることを悟る」って書くんだよね。まさに今だw
命短し、浅き夢みし恋した乙女。乙女???
センチメンタルポエムはここに葬ります。