葬ろう部

いろんなことを書き記し葬っていくブログ

自分のルーツを辿る旅

子供が小さい頃、娘の誕生日の時期に

「ルーツを辿る旅」と称しドライブをしていた。

 

子供が生まれた産院跡地。そこから見た桜の木。

入院してたNICUのある病院。

妊娠中に犬を連れて歩いた早咲きの桜並木や緑地公園。

 

そういった場所をドライブ又は歩きつつ子供に話をした。

 

妊娠中の話、出産の時の話、出産後入院中の話。

その時に自分が感じた感情も交えつつ。

 

まだ幼い子供は全てを理解している訳ではなかったけど

自分が望まれて生まれてきたことを少しは解ってくれたと思う。

 

引っ越しをして子供が産まれた場所からは遠ざかってしまった今、

そういったこともなくなったけれど・・・

 

 

私は今回、初めて中学校の同窓会に参加した。

今まで参加しなかった事情はこちらでも書いている。

 

houmuroubu.hatenablog.com

 

なんとなく面倒くさいと避けてきた道。

 

でも実際参加して良かったなぁと思った。

 

学年の同窓会なので先生は三人参加。

当時担任だった先生は今では校長となり、もうじき還暦と聞き

ちょっとびっくりした。

考えてみれば先生は凄く大人に見えたけど10歳ほどしか違わなかったんだよね。

 

同窓会で他のクラスの子から「うちのクラスがうらやましかった」的な話を聞いた。

良い担任に恵まれ割と纏まりとある和やかなクラスだったと思う。

周りから見てもそう思われていたことはラッキーだった。

 

中学生当時はどちらかといえば陰キャでいじめられっ子だった私だけども

当時は避けていた悪いグループの男子や

スクールカースト上位の女子達と話をすると

どうも私の自分自身の認識の違いもあるようだった。

 

中学校の時、もう死にたいほどに自分が嫌いだった私だけど

周りから見ると「華やか」だったらしい。

 

ええええええええ???

 

そんなのある?誰もちやほやしてくれんかったやん!!!

なんでその時言ってくれないの???w

 

まあ時が経って同窓会という場だからの社交辞令をあるかもしれんけどもw

そして初参加、めったに地元に帰らないこともあり

「プレミアムキャラ」と言われ、なんだかいっぱいいろんな人と話をした。

 

同窓会というと昔の友達といい感じになって消える的な想像する人いるし、

実際に知り合いから心配もされたけど・・・田舎ゆえにない!!!ほんと。

 

なぜなら田舎の小さい町、行くとこ行くとこ同級生なり先輩なりの店である。

二人でしけこむようなラブホもカラオケボックスもない。

町を歩けば知り合いにあたる。そんなとこだからね。

 

早めに着いたので街をうろつきながら子供に

ここが同級生の家でーここで遊んだりー

この川で泳いだりしてたよ。と思い出を語ったりもした。

 

そんなこんなで小学校から知る友や先生と久々に会い、

楽しい時間を過ごし、日付が変わる前には友達の家に帰宅。

 

昔は高速も通ってなかった田舎だけど今は一時間半ほどでこれる。

でも帰りはあえて途中まで国道を走り、昔懐かしい景色を見ながら

ノスタルジーに浸り帰ってきた。

 

今回はいわば自分のルーツを辿る旅であったな。と。

時は戻らない。けれども

あの頃に思い悩んでいた幼い自分を救い上げられた気がする。

 

私は確かにここに存在し生活し生きていたのだ。

そんなことを実感した日でした。

 

 

思い出は思い出とし前に進む。

あの頃の間違った認識はここに葬ります。