葬ろう部

いろんなことを書き記し葬っていくブログ

バツ2が語る結婚観

3000文字チャレンジ52回目。一年???

そんな投稿を見て懐かしくなり書いてみることにした。

おめでとうございます°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°

 

 過去に書いたものはここにまとめてあります。

houmuroubu.hatenablog.com

 

 

おめでたい話に最近離婚したばかりの私が首を突っ込む。

頭は常におめでたいので。

いや、離婚もおめでたいことなんですよ。

新しい人生のスタートなんだもの。

 

私はこれでバツ2である。

最初の結婚生活11年。2回目の結婚生活13年。

結婚生活に関してはベテランの域だ。

人生の半分は結婚している訳なのだから。

というわけで結婚落伍者でありベテランの私が結婚について語る。

今回のテーマは「ゴール」だから!!!

 

よく結婚を「ゴールイン」なんて言っちゃってるけど

最近巷で流行の婚活的には終わりで「ゴール」だろう。

私なんてもう2回ゴール決めちゃってるからさ、

あと一回決めればハットトリック!!!

獅子丸もビックリ!(それはハットリくん←自己突っ込み)

 

だけど結婚はそこからが長い。

結婚相手が決まったことは共にこれから試練に立ち向かう

パートナーが見つかったというだけだ。

アドベンチャーワールドの入り口に折り立っただけに過ぎない。

人生ゲームのチュートリアル一通りこなして、この先が本番なのだ。

 

山の麓できっとこの先には素敵な景色が待っている。と夢を抱くであろう。

待ちゆく困難など微塵も予想してないであろう結婚への幻想を打ち砕いてしまうかもしれない。

いや。打ち砕く。私はそういう人間だ。(ビッグダティ)

 

結婚は二人三脚なんていうけど、常にくっついていることがよい訳ではない。

肩組んで同じ方向向いて足並み合わせてえっこらえっこら。

足がもつれて歩きにくいったらありゃしない。

私は結婚はそうじゃないと思う。

 

結婚はサバイバルであり障害物競走だから、それぞれが単独行動で、集うねぐらを持ちながら

探検したり餌の取り方や、水のありかを見つけ、今後どうやってこの山を登りきるのか、目的は共にあれど別行動であるべき。と思うのだ。

共によっこいしょういち並みのサバイバル能力があれば最強だ。

 

けれど時にパートナーが崖から突き落とそうとしてくる。

ジャングルで見つけた別の女に鞍替えしようと目論む。

麓の村で一攫千金当てようと無一文になって帰ってくることもある。

山に登ることすらあきらめてしまうこともある。

そうして山で帰りを待てど暮らせど戻ってこない。

 

「ブロガー王に俺はなる!」なんて言っていきなり四国某地方に移住したはいいが

モモンガの嫌がらせに疲弊してしまうかもしれない。

そんなことも起こりうるのが結婚生活だ。

 

ゴールなんかじゃない。これから始まるんだ。

人生の半分以上を共にするんだからな。

覚悟はいいか?生半可ではこの先立ち向かえないぞ?

 

そんな試合を二度もした。そしてわかったことが

結局、片方に覚悟があっても、片方がフラフラしていたら

いつまでたっても山は登れない。

結局一人の思いではどうにもならないんだよね。

おんぶにだっこじゃ疲れてしまうし

目的が違ってしまい待てないのならばリタイヤ(離婚)となる。

 

そもそも私は結婚願望は強くなかった。

なのになんで二回もしてんだよおおおおおおお!!!

 

でもこれって彼氏を作ろうと思った時には出来ないけど

意識しなくなったら出来ました♡的なのと一緒で

多分願望が強くなかったから出来たんだと思う。

 

だから「婚活」って燃えてるほどに出来ないぜ。って思う。

結局はそれって条件な訳で。

フィーリングで探したほうが恋も婚活も出来るよ。

ただ吟味はしてないから失敗する可能性も高いわけ。

ソースは私。ああ自虐だよ。(うるせー!!!)

 

若干?荒れ気味ではあるがようは深く考えないほうが出来るってこと。

でも深く考えないがゆえに罠があるってこと。

結婚なんて誰でも出来る。いつでも出来る。

でも「素晴らしい一生モノの結婚」は誰にでも出来るわけではない。

 

だいたい全てが満たされる結婚なんてものが難しい。

ルックスなどは大した問題ではない。

生理的に無理なタイプとは政略結婚など昼ドラ的な事情がなければそもそも結婚しないだろうし、「ブスは3日で慣れる」って言うように見慣れてくるし、そのブサイクさすら可愛いと思えるようになるから。

 

だいたいどこの夫婦も問題になるのはお金と性生活だ。

生活するにはお金がいる。お金があれば心に余裕も出る。

性生活は家族になり男女ではなくなってしまうこともあれば、

もともと下手だとか蛋白だとかでそういう気持にならないこともある。

後は性欲のズレや、女性なら産後ホルモンバランスの関係もある。

 

人としては好きでもしたくない。

したいけど言い出せない。

前に断られて心折れたから誘えない。

 

家族の形を保ちたいから、事を荒立てないために男女の問題は封印し、

その歪みから外遊びに走ってしまう人も多いのだ。

下半身が「世の中のルールなんてくそくらえ!」とばかりに

パラリラ暴走してしまう。

 

そこに子供という要素が加わると「男」としてはさておき

「父親」として良いか悪いかという判定を加わるわけで

それらの総合得点で一緒にいて良いか悪いかを考えることとなる。

 

あとは家族関係。義理の両親のことも加点なり減点なりあるわけで。

同居ともなればこのパーセンテージが高くなる。

 

うちの場合は夫がダメでも義両親が高得点パターンで

この人たちを苦しめたくない、この関係を維持したい。

そんな思いで成り立った部分も大きい。

 

社会人としての重責に加え、

妻として嫁として母親として女として

夫として婿として父親として男として

そんなことまで完璧に充実出来ることなどなかなかない。

結婚生活はヌルゲーじゃないのだ。

むしろ無理ゲーに近いのだ。

 

前に「結婚とは?」と問われ「許容」と答えたことがある。

この考えは今も変わっていなくて、結婚決めました!!!ゴール!!!

の時点でパーフェクトである必要はないと思う。

 

ゴールからの延長戦、あるいは選手育成の方が大事で

ビジネスとしてなら伸びない選手は不利益だと切り捨てられるけど

結婚生活おいてはそんなビジネスライクにはいかない。

 

どうしても許せない案件はさておき、相手のダメな部分も受け入れ

どこまで許せるか。が継続の要。

そういう意味では私は許容範囲が広い女神の部類なのだが(自分で言うな)

これもまた相手をダメにするし、許されることで罪悪感を抱えてしまう

サバイバーズギルド的(ちと違うか)思考に陥り暴走する人もいるので

飴と鞭の使い方が非常に難しい。

 

「どうすればいいんだよぉおお!!!」と藤原竜也ばりに叫びたくなる。

 

他人と暮らすということは難しすぎて、私はもう二回で懲りた。

こんなに喜怒哀楽フルに使うこともそうそうないだろう。

でも結婚そのものは否定しないし、してみるのもいいよ。って思う。

 

結論。どちらにも「覚悟」と「許容」がなければ結婚は成り立たない。

 

結局のところいろいろあってもそれで最後死ぬ時に

「ああ、この人と出会えて良かった。」

と思って死ねるとしたらそれが理想だ。

それが険しい山道の果てに見えた景色、ゴールだと思うから。

 

歳を重ね体にガタが来て「死」というゴールが近づいてきている

そんな年齢だからセンチメンタルになっているのかもしれない。

私は今の時点では誰かと共にそのゴールを迎えることはない。

子供にゴールを見届けてもらうくらいか・・・。

 

でも人生何があるかわからないので、この先もしかしたら

よぼよぼとしながら一緒にゆっくり山を登り、素敵な景色を見て

美味しい空気を吸えるそんな相手に出会えるかもしれない。

そんな出会いがあったらいいなぁ。

まずは今の一番の課題は子供を育てあげることだけど。

 

多くは望まない。平凡でいい。穏やかに暮らしたい。

 

人生最後のゴールは石油王でハットトリックを決めようと思う。(ボコッ)

 

 

おまいうな結婚観はここに葬ります。

みんな幸せなゴール決めようね~♪