葬ろう部

いろんなことを書き記し葬っていくブログ

初めての一人呑み

お1人様大好きっ子のえむるです☆

もちろん友達とかと一緒も好きですけど、

大人になって周りも家庭があり子供がいると

なかなかスケジュールが合わせにくい。

 

そんなことからソロ活動が多くなった訳ですが、

その中の一つ、一人呑みについて語ろうかと。

とりあえず今回は一人呑みデビューの話でも…

 

初めての一人呑み

初めてバーで一人で呑んだのは最初の結婚をする前だから

20歳少し過ぎた頃。まあこの時期も大変な恋愛を終わらせたり、

会社の上司からのセクハラやらいろいろありまして

ちょっと人生に疲れてました。

 

お酒はそこまで強くないのに、もやもやとした気持ちで、

初めてふらっと1人、近所のカジュアルなバーに行き、

カウンターの隅に置かれた酒瓶で顔を隠すように一杯飲みました。

 

するとそこのマスターが

「なんか一曲弾こうか?」

とギターを持ってきたので、低いテンションながら

お任せで弾いてもらうこと。

 

その時に弾いてくれた曲が、エリック・クラプトン

「Tears in Heaven」

知ってます?名曲ですよね?

クラプトンが息子の死を悼んで作った曲なんですが、

ギター弾き語りを聞いていたらボロボロと涙が・・・。

 

皆さん。本当にいるんですよ。

バーで泣く女。

キモいですねw

 

まさか自分がそんなことになるとは思わなかった。

切ないギターの音色が心に染みて涙が止まらない。

なんとか泣いているのを誤魔化そうとしたけど無理だった。

きっとこの時、相当心が張り詰めていたんだと思う。

 

マスターもちょっとビックリしてたけど、そこは慣れているようで

特に何か聞くわけでも言うわけでもなく、

ずっとギターでいろんな曲を弾いてくれてました。

もうこれはコロっと堕ちますね。

ってそんなことはなくw

 

その店はオーナーとマスターとバイト君と三人いてみんな20代。

それぞれのキャラがあり、そこそこイケメンでしたが

残念ながらその後も恋には堕ちませんでしたw

 

そんなこんなで初めての波乱の一人呑みデビューでしたが

そこからたまにそのバーに行くように。

当時は一人暮らしだったから、そこまで余裕はなくほんとたまにね。

カクテルをオシャレに飲む女に憧れがあったので、

行くたびに違うカクテルを呑みお酒の勉強をした。

 

バーってだいたい店員目当てに女性客が集まり、

それを目当てに男性客が集まる的な図式があるので、

バーの店員さんってモテる。

あきらかにそれ目当てな女性が来ている時に

店員さんと話してると敵視されることもあるけど、

「私はあなたのライバルではありませんよ。」と

こちらが心開くと女子同士仲良くなったりもする。

 

オーナーが仕切るサークル活動もあって

みんなでスキー旅行に行ったり、海に行ったり、カラオケに行ったり。

一人暮らしで地元から離れていた私にとっては

そこに行けば仲間達がいて一緒に楽しめることが嬉しかった。

1人呑みといっても1人じゃなかった。

 

中にはバーで知り合った人同士のカップルもいた。

当時の私は恋愛に疲れていて

「男とか女とか性別抜きにして、対人間で付き合いたい」

と全く恋愛モードではなかったし、この関係を崩したくないと思っていたから

その辺りはガチガチにガードしていた。

 

でもそのうち友達だと思っていたのに。的なこともあり、

私も後に結婚する主人と出会い、引っ越しもしたので

その店に行くこともなくなった。

これが第1期一人呑み期かな。

 

今でこそ飲兵衛キャラだけど、前の結婚の時はほんと呑みに出ていないからね。

ごくごくたまーに女友達と行けるくらいだったから。

 

離婚してからいろいろ縁あった人に誘われたりして

呑みに出るようになったのですが、この話はまた今度。

 

バーで泣くキモい女はここに葬ります。